年末も押し迫ってきていますが、21AWの展示会にむけていまだバタバタしております。
今週、来週1週間は悪足掻きます。
さて今回はAWになるとコレクションにも登場する"LEATHER PANTS"について書いていきたいと思います。
10月末にオーダー頂いていた分が先日仕上がったので、お客様にお渡ししました。
蝦夷鹿は先月も6着ほど納めさせて貰ったのですが、事務所が改装真っ最中で写真も撮れずじまい、、、
今回は改装が落ち着いてきたので、こんな時しか撮れない改装中の事務所で写真を撮らせていただきました。
久しぶりのレザーだったらしく、本当に喜んでいただいてこっちも嬉しくなりました。
今年最後の蝦夷鹿はseveskigでは珍しいシングルライダースです。
残念な事に今年分の蝦夷鹿が終了したらしく、SPECIAL ORDERも年内は終了です。
言うなれば早い者勝ちになりますので、気になる方は一度ご相談ください。
※現状オーダーは承れますが、納品は来年になります。
そして今月ジビエ革の中枢に行ってきます。
また新しい面白い出会いがあるんだろうと、今からワクワクしております。
色んなbook帳から糸の色を選んでいきます。
なかなか色が無い時は、機場の古い資料から糸を抜いたりもしますが、今回は割とすんなり決まりスムーズに色出しが進みました。
勿論今回も面白いギミックも盛り込んでます。
いつもこんな感じで、構想からサンプルまで色んな人の力を借りて製品を作り上げています。
世界的にも珍しい空冷直列6気筒エンジン。
知る限りでは空冷は2種しかないです。
バルブも24バルブで故障したら本当に面倒臭いバイクですが、高速で乗ると凄い排気音が聞けます。
自分で乗るバイクはこの4台ですが、今乗れるのがスクーター1台のみで他は全て修理中。
2台は重症で、松戸の藤川オートさんで入院中です。
SEVESKIGは略称で実は"SEVEN SEA KINGS LEATHERS"という名前なんです。
それを省略して"7.S.K.L."。
SKLってなんか意味ある言葉なのかなってググってみたのですが、面白い意味を見つけました。
国家重点実験室 なんか都市伝説的で素敵な意味です。
他には保守的な小作人の党 これは何か小さくまとまりすぎてる感じがして却下です。
知らない人が見ると鹿だと思えないと思います。
特にフルタンで革を極限までしめているので、通常のそれとは違い固く重く仕上がっています。
ただ4〜5回着ると自身の体に馴染み可動部分は柔らかく、通常の鹿革の様な柔らかさになっていきます。
僕の制作した物は1.8〜1.9mmの厚口なので、シワの出方も凄く綺麗な太い物になります。
仕上げは個々の好みだと思いますが、個人的にはプレス無しで経年変化を楽しみたいですね。
プレス無しだと経年変化で革自体の自艶が出てきて、製品に立体感が出てきます。
自分の革になって行くっていう感じでしょうか。
僕はバイクに乗るので、厚い革を着る事が多いのですが、今回のお客様は普段でも使いたいと言う事で、初0.6mmのCALFを制作しました。