この方は北海道に土地も所有していて、北海道に行く時にかぶって飛行機に乗るって言っていました。
北海道の雪原で猟友会に撃たれない事を切に願います。
大体蝦夷熊を買う際に爪付きの物を購入するのですが、爪でアクセサリーを作って欲しいと言われたので、目下製作中です。
仕上がりが楽しみですね。
今回も繊維がしっかりと詰まった革で程よく光沢があるいい革です。
厚みは1.6mm平均ですが、厚い所で2mmくらいはありました。。
ちなみに#21の針が一本曲がりましたw
袖下は窮屈にならない様にお腹の方の革を使用しています。
背中は一枚革で仕上げたのですが、一頭分で背中一枚しか取れませんでした。
これが本当の贅沢仕上げです。
蝦夷熊でコーチジャケットって言うのもお洒落でいいですね!
裏地は冬用にして欲しいとの要望だったので、保温性のある3レイヤー素材を使用
しています。
皆様ご無沙汰しております。
展示会にかまけてBLOG更新していませんでした。。
お陰様で展示会、各地方受注会は多くの方に来場いただいて、面白そうなお話も色々いただけました。
会期中の土、日曜にFRIENDS DAYを設けているのですが、過去最多の160名の方に来場いただきました。
思い返してみると暇な日があまり無かったかなと。
毎回そうなのですが、暇だなと思っていても、一人お客さんが来るとどどっと人が来るんですよね。
あれって何かのバイオリズムが働いているのかなとか思っちゃいます。
2022 S/Sのテーマは"FAKE NEWS"です。
”情報番組やネット、SNSで日々更新されるニュースや情報。
さも本当の事かの様にフェイクニュースも紛れて流れてくる。
そのフェイクニュースに惑わされ右往左往する人、心を痛める人もいる。
それで人権を侵害される人、命を絶つ人までいる。
そんな心無いフェイクニュースが、全て楽しいフェイクニュースだったら誰も傷付かず、争いも少なくなるんじゃない?
というコンセプトです。”
これは506XX、507XXにも共通しているのですが、Wステッチで鋭角に角度が付いている場所に”ワタリ”と言うステッチが走っています。
LEVI'Sのアーキュエイトステッチの中心に見られる糸飛びみたいなところです。
これもコバST(3mm)+6mm〜7mmを一本ずつ走らせると時間がかかるので、二本針用のミシンを使用しています。
鋭角な角部分は一度送りをあげるので、内側にワタリSTが出てしまいます。
最近では出なくなる様にも出来るみたいですが、デニムを縫う時はワタリが有った方が雰囲気いいですよね。
基本巻き縫いのチェーンなので構成されています。
これは引っ張りに対しての強度出しのためだと思われます。
が、チェーンは一部が切れるとそこから一方方向に糸がほつれてしまいます。
昔はワークウエアとして使われていたので、耐久性よりも縫製効率を考えての簡易的措置だったのかなと。
全てを折りふせで縫製するよりもラッパを使った方が遥かに効率的で時短できますしね。
普通ならBグレードとかで弾かれてしまうのですが、僕はこの傷が好きです。
動物と猟師さんの息遣いを感じれるというか、天然の証と言うか。
これもジビエ革を証明する物ですね。
この傷は上に塗装しても消えないキズです。
こう言うのずっとみてられます。
説明を踏まえて来期のサンプル着分オーダーをしてきました。
まだ詳細は出せませんが、必ずいい生地が誕生すると思います。
8月末にRAKUTEN FASHION WEEK TOKYOに参加しますので、その時にでも完成した生地をお披露目したいと思います。
先週ブログサボった分今週ももう一回ブログ更新したいと思います。