Vol.14 ROLLING DUB TRIO VS SEVESKIG

年が明けて怒涛の1月が始まっていますが、楽しみだったサンプルが上がってきたので、いつもお世話になっているROLLING DUB TRIO、TOKYO SANDAL直営店、"THE BOOTS SHOP"へミーティングに行ってきました。

INSTA360で撮った写真なので画像荒いですね。。

 

2019AWから定期的にコラボレーションしている"ROLLING DUB TRIO"。

デザイナーは同じ年っていう事もあって、共感できるサブカルやカルチャーで盛り上がれる人の一人です。

バイク乗りっていう面でも。

2015年くらいから面識はあったのですが、BACKLASHさんの展示会で再会してからコラボをやるまでの時間はあっという間でした。

物作りの面でもセンスの面でも信頼をおけるブランドさんです。

僕自身が大手さんに買われる前の”WHITE'S BOOTS"のSMOKE JUMPERが好きで、毎年本国に別注かけて作っていました。

そんな理由もあり、初コラボはロガーブーツ/ROOTS8.5inchを制作してもらいました。

WHITE'Sを別注していた頃からそうなんですが、中板をダブルミッドにするのが好きで、ダブトリオさんでも無理言ってやってもらっています。

歩くときのクッション性や、中板が曲がりすぎない様にとか、歩く時に安定して歩けるとかいろんな理由があるのですが、足長効果もその理由の一つですね。。

作ってもらうのはとんでも無く大変ですが、、

HPからの抜粋。

『自社工場"THE BOOTS FACTORY TOKYO"にて一足一足ハンドメイドで生産されるステッチダウン製法のBOOTS。

日本製の心遣いを含んだROLLING DUB TRIOが提案する本格派なBOOTSです。
使われるラストは戦時中に用いられたMUNSONラストを日本人(アジア)に合わせビスポークラスト職人によって大胆に調整した非常に凡庸製の高いラストです。』

本当に履きやすいラストで、丸一日履いていても全く疲れません!

 

SPECIAL ORDER用でCUSTOMしてもらった物も。

スニーカーバラすのも結構大変でしたが、本当に良く作ってくれた一足です。

 

2020AWでは"ROOTS LTT "をHORWEEN社のCALICOで、ウエスタンスタイルラストをGOOD YEAR WELT製法で仕上げました。

底には特別軽いEVAを使用し、ローパーブーツに見られるソールセーバーを2枚張り込み、ラギットすぎないストリートな仕上がりでカスタムしてもらいました。

ソールセイバーを貼る事で、雪道でも滑りづらくなっています。

C/#BEIGEはSEVESKIGのテーマカラーでもあるトリコロールで仕上げてもらっています。

これも本当に履きやすく、素晴らしく軽い仕上がりになっています。

別パーツでセンタージップを売っていたんですが、楽すぎて外せていません、、

アキレス腱からカカトにかけてのフィット感も素晴らしいです。

 

 

そして次回21AWで制作したのがこれです。

 

まだCOLLECTION公開前なので色目は出しませんが、初のサイドZIP仕様の"CASPER"。

本当に人気の形みたいで、お店に出すと即完するそうです。

元々エンジニアブーツも好きで、それをショートにした様な形が好きで、今回はCASPERを御願いしました。

20AWに続きEVAソール+ソールセイバーで軽く仕上げています。

足首のフィット感が良く、靴ずれなんて絶対に起こさないんだろうなと思いました。

サイドファスナーも脱ぎ履きが楽すぎて、玄関で真っ先に手にとりそうです。。

 

さらに本当に大変なギミックも盛り込んでもらいましたが、その写真はCOLLECTIONがオープンになったらUPしていきます。

焼印も新しく制作してくれたみたいで、内張もいい感じです。

徳さんとも話していたのですが、GOOD YEARを縫う職人さんも少なくなってきて、本当に希少な製法になってきたなと。

日本の職人技が光る一足になると思います。

2021年も面白い物作っていきましょう。

 

というわけで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 

 

おまけで、『徳さん vs ZH2』の写真載せておきます。

いい写真。

それではまた。

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