A/W2026-27 LOOK BOOK
SEVESKIG 2026-27 A/W COLLECTION
「≠Not Equal」
世界は今、あらゆる領域で二極化と矛盾を抱えている。
格差の拡大、サステナビリティと大量消費、発信の自由を巡る規制、AI によるディスインフォメーションや SNS での同調圧力。
秩序を保とうとする力が強まるほど、世界は逆にハレーションを起こしていく。
強い光に焼かれたフィルムのように、境界は溶け、真実は曖昧になっていく。
その中で SEVESKIG は、「≠(ノットイコール)」を掲げる。
Halation ↔ SEVESKIG ≠ Conservative → Conserve
――世の中に残る物、残す物。
SEVESKIG が定義する Conserve とは、単なるコンサバティブ(保守)ではなく、個を守り、未来へ継ぐための「保存」として再設計された構造である。
その思想は、素材と技法として具体化される。
光が滲むような職人のスプレー加工、関西産業の炭を用いたウール糸、デニムに見える今治タオル生地、ドングリの帽子を主成分とする新たな鞣し技術〈ACORN LEATHER〉。
いずれも、日本の数少ない職人たちの手によって生まれ、“世の中に残すため” に再設計された Conserve の実装である。
一見コンサバティブに見えるその佇まいは、不安定な時代の中で “個の瞬間” を残すための、意図的な「≠」へと転じる。
SEVESKIG は Conservative(保守)を否定しながら、Conserve(保存)として世の中に残るものを生み出していく。