Vol.27 北海道出張
昨日は21AWのLOOKチームの打ち上げでした。
久々に大笑いした会合でしたが、その代償に本日は一日二日酔いでした。。
良いチームと良い仕事ができて本当に良かったです。
次回も楽しみで仕方ない。
今回はオーダー頂いた熊ジャン用の毛皮を買い付けに行ってきたので、その様子をUPしていきたいと思います。
通常であれば一泊で行くんですが、スケジュールがパンパンで強行の日帰りでした。
AM6:30に羽田空港に着いたのですが、バイクの方が圧倒的に楽ですね。
普段であれば品川までバイクで行って京急で羽田なんですが、多分50分くらいはかかるんです。
バイクだとドアtoドアで30分。
こんなに短縮できるのであれば初めからバイクで行っておけば良かったと反省しました。
函館空港→函館駅→最寄りの駅→目的地。
通常1.5時間掛けて移動するのですが、時間が勿体ないのでタクシーで目的地へ。
40分で到着しました。。
毛皮屋さんの現状を聴きつつヒグマの選定へ。
スペシャルオーダー3着分を選んでいきます。
毛色や毛質を合わせるため一度全ての毛皮を並べてみます。
全てと言っても害獣駆除で獲った個体しかないので、数量はあまり有りません。
全量でも10頭分くらい。
英訳だと“Ezo Brown Bear”って言うだけあって、茶色い長毛が特徴です。
今回はなるべく特徴が色濃く出ている個体を選定しました。
ちなみに今回は初めて月輪も仕入れてみました。
首の部分に白い月模様が有るのと、黒い毛が特徴です。
ヒグマは北海道の固有種ですが、月輪グマは本州、四国に生息しているそうです。
今回選定した月輪グマも青森で獲れた個体です。
北海道では少し前までアザラシやトドも獲っていたそうですが、ここ3年くらいで狩猟禁止に。
アザラシやトドも漁師の網をやぶったり、漁業被害が多く害獣駆除の対象だったそうです。
昔の人はゴマフ
アザラシの毛皮をスキーの裏側の先に貼って、滑り止めに使用していたそうです。上りは毛が雪に刺さって滑り落ちない様になっていて、下りは毛の油でしっかり滑れるそうです。
ちなみに真ん中の部分のみ使用するらしいです。
ほぼその用途で使用されていた毛皮がこれ。
狩猟禁止になってからは勿論獲れないので、ここに残っている6頭分で最後です。
そんな珍しい毛皮も見せてもらいましたが、基本自分が食べる個体しか使わない主義なのでスルーしました。
そんなこんなであっという間に帰りの便の時間になってしまったので、函館ラーメンをご馳走になって空港へ。
今回も貴重な話しも聞け、良い熊も仕入れられ充実した出張になりました。
オーダーしてもらった分はしっかりと仕上げていきますので、仕上がったらアップしたいと思います。
緊急事態宣言で阪急メンズ館のPOPUPストアが危うい状況ですが、明日は店頭に立っていますので、是非来店ください。
それではまた。
NORI
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