Vol.3 蛇腹

今回は直近で頂いたSPECIAL ORDERで使った縫製テクニックを紹介します。

SEVESKIG で頂くオーダーの革は1.4-1.6mmの革を使う事が多いので、革によっては動きに制限が出てきます。

制限を緩和する為に使用する縫製テクニックに、“蛇腹”、”インボックスプリーツ“があります。

特に身体が大きい方や、レーシングパンツ系にも良く使われるテクニックです。

今回オーダー頂いた方も、既成のライダース、レザーパンツだと小さ過ぎて着れないのでSEVESKIG のオーダーを選んで頂いたようです。

蛇腹の作り方は、縫製できる方でもなかなかハードなのでやりたくないテクニックの一つかもしれません。

1.4-1.6mmの革は厚すぎてテンションがなくなるので、通常は1mm以下の革を使用します。

タンナーさんでmm数を刻んでオーダーするのは迷惑なので、SEVESKIG では1匹分をベタ漉き入れます。

まず木枠にパワーネット(かなり伸縮性のあるスパンデックス。素材の選定を間違えると蛇腹になりません)を伸ばした状態でセットします。

次に荒裁ちした革パーツを用意し、木枠にセットされたパワーネットの上に置き均一にステッチを走らせていきます。

革によっては一方方向に伸びる物もあるので、伸びる方向を確認してステッチしていくと綺麗に仕上がります。

基本的な体型の人はストレッチレザー以外、この蛇腹を付けないと細いパンツはストレスになってしまうと思います。

今回は上下でオーダー頂き、ライダースの内袖にも蛇腹を配置しました。

ライダースの袖には入れた事がなかったのですが、これは凄く着やすいんじゃないかと思います。

パンツに蛇腹を入れる方はデフォルトでニーパッドも入れます。

SEVESKIG のニーパッドには低反発ウレタン1cmを使用しています。

仲の良いバイク屋さんにシートを依頼される事があるのですが、シートにも同じウレタンを使用します。

今回の蝦夷鹿でもこのくらいの立体感が出ています。

使い方間違ってますが、冬は膝が暖かいので重宝します。

 ちょっと長くなってしまったので、今回はこんな感じで。

本日は初の西明石市にて楽しいコラボミーティングです。

後日blog、instagramにて報告出来ればと思います。

それではまた。

NORI

 

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